報道資料



平成16年1月19日
総務省

携帯電話等に着信する迷惑メールに対する自衛策について


  いわゆる「迷惑メール」については、これまで、総務省、携帯電話事業者など官民双方が様々な対策をとってきたところ(別添参照)ですが、利用者側で迷惑メールを受信しないための対策を講じることも、非常に有効です。
  総務省では、パンフレット「電気通信サービスQ&A」等を通じ、利用者側でできる迷惑メールの自衛策について周知を行ってきたところですが、ドメイン指定受信機能(本文参照)など迷惑メール防止に有効なサービスを各携帯電話等事業者が提供していること等を踏まえ、今般、携帯電話等に着信する迷惑メールに対する利用者側の自衛策について、以下のとおり改めて整理しましたので、参考にしていただければ幸いです。

1.長く複雑なメールアドレスを使用する。

     迷惑メール送信業者がランダムにアドレスを作成して送信する場合、単純なアドレス(名前や生年月日をそのまま用いたものなど)だと迷惑メールが届きやすいと考えられます。

ランダムな迷惑メールがヒットする確率が低下!

     実際に迷惑メールを大量に受信している場合は、そのアドレスが迷惑メール送信業者のリストに掲載されている可能性があるため、アドレスを変更することにより、大きな効果が期待できます。

  
主な携帯電話等事業者のメールアドレス変更サービスの例

  【NTTドコモ】(半角英数と一部記号 30字以内)
  「iMenu」 → 「オプション設定」 → 「メール設定」 → 「メールアドレス設定・アドレス変更」

  【KDDI(au)】(半角英数と一部記号 20字以内)
  「Eメールキー」 → 「Eメール設定」 → 「その他の設定」 → 「Eメールアドレスの変更」

  【ボーダフォン】(半角英数と一部記号 30字以内)
  「Vodafone live!」 → 「My Vodafone」 → 「オリジナルメール設定」 → 「メールアドレス編集」

  【アステル】(半角英数と一部記号 20字以内)
  「インターネット」 → 「オンラインサインアップ」 → 「アドレス変更」

    ※利用しているサービス、機種によっては、対応できないものもありますので、ご注意ください。
      なお、設定操作等の詳細については、各携帯電話等事業者にお問い合わせください。



2.指定したドメインやアドレスからのメールのみ受信するように設定する。

     迷惑メール送信業者は、パソコンから大量に送信するのが通例です(注1)
  そこで、パソコン発の迷惑メールをブロックするため、携帯電話等事業者のドメイン(注2)から送信されるメールのみ受信するなどの「ドメイン指定受信」機能等を活用するのが有効な対策となります。
  (この場合、パソコン発のドメインであっても、事前にそのドメイン(若しくは特定のアドレス)を受信するよう設定しておけば、受信することが可能です。)

携帯電話等発メールは受信 パソコン発メールは受信拒否 指定したドメイン(アドレス)発のメールは受信

  
主な携帯電話等事業者の指定受信(拒否)サービスの例

  

【NTTドコモ】ドメイン指定受信機能
「iMenu」 → 「オプション設定」 → 「メール設定」 → 「メール受信設定・受信/拒否設定」 → 「ドメイン指定受信」

【KDDI(au)】メールフィルター
「Eメールキー」 → 「Eメール設定」 → 「その他の設定」 → 「メールフィルター」 → 「指定受信/指定拒否」

【ボーダフォン】受信可否アドレスの設定
「Vodafone live!」 → 「My Vodafone」 → 「オリジナルメール設定」 → 「受信可否設定」

【ツーカーグループ】メールフィルター
「Eメールキー」 → 「Eメール設定」 → 「その他の設定」 → 「メールフィルター」 → 「指定受信/指定拒否」

【DDIポケット】メールアドレス指定受信
「オンラインサインアップ」 → 「メールアドレス指定受信拒否/指定受信」

  ※利用しているサービス、機種によっては、対応できないものもありますので、ご注意ください。
    なお、設定操作等の詳細については、各携帯電話等事業者にお問い合わせください。


注1 :受信した迷惑メールのfrom欄(送信者のアドレスを表示する部分)が携帯電話等のアドレスとなっていても、実際には、パソコンから携帯電話等のアドレスになりすまして送信している場合があります。
注2 :「ドメイン」とは、プロバイダ、会社など「ひとまとまりのネットワーク」を指す言葉で、インターネット上の住所のようなもの。メールアドレスは、「ユーザ名@ドメイン名」という形になっており、例えば「abb-xyz99@xx.ne.jp」といったアドレスの場合、「xx.ne.jp」の部分がドメインとなります。

参考 :迷惑メール相談センター(財団法人日本データ通信協会内)の調査(実験)によると、ある携帯電話端末においてドメイン指定受信を設定したところ、その後の迷惑メール受信数が、設定前の約30分の1に減少したとのことです。


3.必要以上に自分のアドレスを他人に漏らさない。

     自分のアドレスを、無料サイトに気軽に登録したり、ホームページ上に掲載するなどして、必要以上に他人に漏らすと、迷惑メール送信業者のリストに掲載され、迷惑メールを受信する可能性が高まりますので、気を付けましょう。
  また、バナーをクリックしただけでアドレス等の個人情報を知られてしまう技術もありますので、不用意にアダルトサイト等を閲覧しないことも重要です。
  なお、最近は、知らないうちにスパイウェア(注3)をインストールしてしまい、アドレス等の個人情報を意識せずに漏らしてしまうこともありますので、インターネット上のソフトをインストールする際は、利用規約をよく読むなど、十分な注意が必要です。

必要以上に自分のアドレスを他人に漏らさない。

  
注3 :「スパイウェア」とは、パソコン内にある個人情報などをインターネット経由で流すソフトやプログラムのこと。他のフリーソフトなどとセットで配布され、インストール時にはそのソフトと一括して利用条件の承諾などを求められるが、利用条件をまともに読む人はほとんどいないため、ほとんどのユーザはスパイウェアに気づかず、スパイウェアごとソフトをインストールしてしまう。


  迷惑メールに関する相談は、「迷惑メール相談センター」(財団法人日本データ通信協会内)で受け付けています。(03−5815−7201)


連絡先:総合通信基盤局電気通信事業部消費者行政課
渋谷課長補佐、山本専門職
電話 (代表)03−5253−5111
(内線 5847)
  (直通)03−5253−5847
FAX 03−5253−5948







(別添)

総務省による最近の主な迷惑メール対策>

.特定電子メール法の執行
(1)   法律違反者に対する措置命令の実施(平成14年12月、平成15年11月)
(2) 特定電子メール送信者に対する報告徴収の実施
(3) 技術の研究開発及び電気通信事業者によるその導入の状況の公表(平成15年8月)

.国民への注意喚起
(1)   迷惑メール送信業者への「名義貸し」について
−他人に気軽に名義を貸さないようにご注意ください−(平成15年10月)
(2) 有料アダルトサイト等の情報料等をかたった架空料金請求トラブル
−巧妙化する架空料金請求にご注意ください−(平成15年11月)

.その他
(1)   諸外国政府等との情報交換等
(2) 電気通信事業者等との連携(「迷惑メール対策推進連絡会」の開催等)


携帯電話等事業者による最近の主な迷惑メール対策>

.迷惑メール送信回線の停止措置
・NTTドコモグループ   平成15年12月24日現在、2,145回線を停止
・KDDI(au)   平成15年11月30日現在、13,500回線を停止
・ボーダフォン 平成15年12月22日現在、606回線を停止
・ツーカーグループ 平成15年12月22日現在、116回線を停止
・DDIポケット 平成15年12月16日現在、1,134回線を停止

.携帯電話等発メールの送信通数制限措置
・NTTドコモグループ   1回線1日当たり1,000回未満に制限(平成15年10月20日〜)
iモード大量送信者(1回線1日あたり200回)からのメール受信制限(平成16年1月8日〜)
・KDDI(au)   1日1,000通を超えて送信する者(回線)を利用停止(平成15年9月18日〜)
・ボーダフォン 一定の時間内(最大3時間)における送信可能通数を1回線120通未満に制限(平成15年12月22日〜)
・DDIポケット 30分100通を超えて送信する者(回線)を利用停止 (平成14年6月10日〜)



※上記の内容は、総務省HP掲載の広報資料より原文引用したものです。
(著作権法第32条第2項により引用可)
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